KUBERA(クベラ)ってどんなブランド？→創業１３０年の工房発の新興ブランド！
日常こそ旅。トランクやリュックのように大事なものをしまう”金庫”のような存在。それが『KUBERA』
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このようなコンセプトでモノづくりを続ける国産の革小物ブランドがKUBERA(クベラ)です。
ブランド自体は２０１８年創立の新進気鋭ブランドという感じですが、運営母体である『林五』は創業130年となる日本の革小物メーカー。
扱う革製品は、いずれも日本製のハンドメイドです。
新しいだけでなく、確かなバックボーンのあるブランドなんですね。
実は世界的にも評価の高い日本の革小物。
その実力はどれほどのものなのか。
調査したところ、伝統的なだけではなく現代生活に即した高い機能性、縫製技術から作られる最高級品と呼ぶに相応しい財布でした。
本記事ではKUBERAの口コミ、本音レビュー、おすすめのモデルを紹介します。
KUBERAの魅力。最高品質のコードバンが安価で手に入る！
魅力① 最高品質の”革のダイヤモンド”コードバンが、比較的安価で手に入る！
KUBERAの魅力は、コードバン（馬革）に集約されています。
この透き通るような透明感と、宝石のような輝き！
通常、コードバンは油分をたっぷり含ませるオイル仕上げを行うため、野性的で堅牢な仕上がりとなります。
しかし、KUBERAで採用しているコードバンはアニリン染めという従来とは異なる仕上げを行った素材を使用。
オイルを使わず水溶性の染料で染色することで、油分が少なく革本来のきめ細やかさと柔らかさを備えた風合いとなります。
アニリン染めコードバンを編み出したのは、コードバンの仕上げを専門とする日本の「レーデルオガワ社」。
同社の門外不出の染色技法で、非常に困難な技術とされています。
この方法でこそ、宝石のような透明感ある美しさを引き出しことができるそうです。
（写真提供：レーデルオガワ社）
KUBERAでは、世界的に有名な日本の馬革鞣し業者「新喜皮革」から仕入れ、「レーデルオガワ社」が染色したコードバンを使用しています。
「最高品質のコードバン」と探求した結果、この流通体制に行き着いたそうです。
このような高品質の素材を使用すると、ハイブランドでは財布でも１０万円は下らない価格となりますが、KUBERAの場合はメーカー直轄のPB（プライベートブランド）であること、各流通・製造社と直接取引をすることで３～６万円台という安価で押さえられています。
魅力② 前代未聞！コードバンへの『型押し』。美しさとタフさを兼ね備えた、新しい財布
宝石に例えられるほどの光沢感を持つコードバン。
KUBERAはその中でも最高品質のものを使っていることは前述の通りです。
しかし、KUBERAではそのコードバンに『型押し』をするという、業界内のタブーとされる挑戦を行いました。
型押しをすると表面に凹凸ができるため光沢は損なわれ、せっかくのコードバンの艶やかさを損なわせる恐れがあります。
なぜ、そんな挑戦をしたのか？
それは、『旅の傍らに置く”金庫”のような存在を創る』というKUBERAの基本思想に基づいています。
コードバンはその光沢ゆえに、表面は非常に繊細。
傷がつかないよう大事にわざわざコットン袋に入れて持ち歩いている人を見て、「これでは不便だろう」と感じたのがきっかけとなりました。
型押しをするメリットは、傷がつきにくくなり、爪などでひっかき傷がついても目立ちにくいこと。
また水気を含んでも膨れ上がりしにくくなります。
タフで心強い”金庫”のような財布を創るためには、型押しが合理的であると判断したのです。
では、型押しによってコードバンの持つ美しさは損なわれたのか？
レーデルオガワの革職人・専務取締役である飛田さんは、インタビューでこのようの答えています。
「表面の凹凸によって艶感が増す部分と消える部分のコントラストが出来上がる。エイジングの可能性を広げる一つの方法だと思います。」
使い込むほど光沢のでるコードバンだからこそ、凹凸があることで艶感にも陰影ができ何とも言えない美しい表情に。
従来のコードバンにはなかった、新しい素材感が引き出されたのです。
魅力③ 革の素晴らしさを伝える。多様なレザーとカラーリング
KUBERAの良さはコードバンだけではありません。
「エキゾチックライン」というモデルでは、クロコダイルや象、アザラシなど多種多様なレザーを使ったラインを展開しています。
革の種類ごとに加工方法やデザインを変え、”革がもつ本来の良さ”を伝えることをテーマとしています。
このようなポップなカラーリングも！
流行に敏感な10代、20代向けにネオンカラーを展開している「ハイブリッドライン」です。
老若男女を問わず革の良さが伝わるための財布を開発する。
バラエティが豊かなだけではなく、一貫したテーマがあります。
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KUBERAの世間の評価、口コミは？ 実際、高品質なのか？→レビューを調査した
KUBERAのブランドストーリーを見ると、高品質にこだわった日本の工房ブランドという印象です。
しかし、実際のところはどうなのでしょう？
KUBERAに対する世間の良いレビュー、悪いレビューを調べてみた
まずは楽天市場などのプラットフォームでレビューを調べてみました。
プラットフォームのレビュー
【良いレビュー】
★★★★★
購入したこの三つ折り財布は、たっぷり入るのにコンパクトです。
さらに、素材が良くて高級感がものすごくあります。日常生活のどのような場面においても恥ずかしくないでしょう。
★★★★★
初めて型押コードバンの財布を購入しました。しっかり作られて、縫製、コバの仕上げは、最高です。型押も素晴らしい艶が、あり経年変化も楽しみです。
★★★★
クベラのコードバン素材ウォレットを購入しました。
表面はツルッとした光沢仕上げなので、通年使用で傷が目立ちそうな点が心配です。その他の部位は完璧でお気に入りです。
【悪いレビュー】
★★★
やはりネットでの買い物は難しい。色味、使い勝手が確認できない！思ったより大きかった。もう少しダーク目（グリーン）が好みでした。使っていくうちにどのくらい自分に馴染むか期待です。
KUBERAは基本的に直営販売で、公式では楽天やAmazonなどのプラットフォーム販売はしていません。
そのためレビューの数自体が少なかったのですが、それらのレビューは良い評価がほとんどでした。
一方で、ブログなどのレビューはどうでしょう？
レビュー内容からKUBERAの良い点、悪い点を抽出してみました。
ブログのレビュー
【良いレビュー】
・財布としての収納力は申し分なし。
・型押しコードバンも、指が映り込むほどの鏡面光沢がある。
【悪いレビュー】
・短財布は、カードの出し入れがしにくいことがある
・型押しコードバンは本来の光沢感が損なわれるので、好みが分かれるかも。
まだネームバリューはそんなに高くない。
KUBERAというブランド名。聞いたことがあるかと聞かれたら、ほとんどの人はNOだと思います。
２０１８年創業と新しいブランドなのもあり、まだまだ知名度は低そうです。
例えば、「クベラ」と「ポールスミス 財布」というキーワードで、Googleの検索数を比較するとこの通り。
青い線がKUBERAの検索数ですが、比べるべくもありません。
また、KUBERAと言えばコードバンですが、同じく「クベラ」と「コードバン 財布」のGoogleにおける検索数を比較するとこうなります。
KUBERAの検索数は1/5くらいです。
まだまだ知名度の低い、知る人ぞ知るブランドですね。
前述の通り高級素材を使った財布がハイブランド出はあり得ない価格で手に入るので、ネームバリューよりも品質を重視したい人にとってはおすすめのブランドと言えます。
KUBERAはレビュー通りの品質？池袋の店舗で実物を見てみた
ネット上のレビューは調べてみましたが、果たして実物はレビュー通りなのか。
池袋の西武５階にある店舗に実物を見に行きました！
噂の型押しコードバンの財布。
凹凸がありながらも光沢があり、あまり見たことない質感です。
こちらはコードバンのカードケース。
他の財布もそうですが、ジップに鈴が付いているのが面白いですね。
こちらは日本の伝統工芸である藍染で染めた長財布。
柔らかみのある、いい青色です。
国産ブランドを標榜するKUBERAですが、こうして日本の伝統技術をデザインに落とし込んでいるのは他の財布では見られない面白いポイントだと思います。
先ほどのジップの鈴も、「日本らしいデザイン」を追求した賜物かもしれませんね。
多種多様な珍しい動物の革も採用した「エキゾチックライン」。
こちらはクロコダイルの財布です。
この上品な光沢と、漂う品格！
KUBERAの代表作は型押しコードバンだと思っていたのですが、個人的にはこのエキゾチックラインの独特な質感に惹かれました。
価格は30万円とそうそう手を出せる金額ではありませんが、クロコ財布いつかは持ってみたい憧れですね…
珍しい、エレファント（象）レザーの財布。
他のレザーよりもシボが多く、独特な質感です。
ツルっとしたレザーよりもシボ感のあるレザーが好きな人には、エレファントレザーは好みかもしれません。
下の写真の財布も、日本の伝統技術である藍染で染色されています。
藍染で染めた象革は、他のブランドでも見られない組み合わせで面白いですね。
ネガティブなレビューに「カードの出し入れがしにくい」という意見がありましたが、自分はとくにそのように感じませんでした。どの財布も新品のときは革が固くて、使っているうちに馴染んでくるので、あまり気にする必要はないと思います。
ただ質感や色合いは実物を見るのが一番ですね。
型押しコードバンと通常のコードバンで好みは分かれるのは、その通りだと思います。
コードバンの魅力は鏡のようにツルっとした表面と感じる人には、型押しコードバンはあまり好みではないかもしれません。
個人的には藍染レザーの色合いがかなり好きでした。
せっかく国産ブランドの財布を持つのであれば、「色やデザインにも”和”の要素がある財布を所有したい」という内心に気付くことができましたね。
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30代？40代？KUBERAに最適の年齢層は？→40代の人気が高い！
さて、KUBERAの財布を持つのに最適な年齢層、性別はどの層なのでしょう？
KUBERAのコンセプトには「老若男女問わず革の持つ良さを伝える」というものがあり、10~20代を対象としたカラフルかつ比較的安価（１～３万円台）のネオンラインというモデルもあります。
そのコンセプト通り、年齢層は幅広く分布している印象です。
KUBERAの看板とも言えるコードバンは３～６万円代と比較的高価であることから、メイン層は40～50代の男女になりそう。
実際、ネット上で確認できるレビューもその年齢層が一番多かったです。
『KUBERA』 人気の財布ランキング TOP５をご紹介！
Yahooショッピングや楽天、Amazonなど、ネット上で確認できるランキングからKUBERAの財布 人気TOP5を選出しました。
価格：66,000円（税込） KUBERA公式ページはこちら
前述の通り、KUBERAの看板であるコードバンの長財布です。
アニリン染めにより仕上げた「レーデルオガワ」のコードバン。
その宝石のような透明感を存分に堪能できるモデルです。
やはりKUBERAでも人気No1！
価格：60,500円（税込） KUBERA公式ページはこちら
KUBERAが生み出した、コードバンの価値観を一新したモデル。
「レーデルオガワ」のコードバンにあえて型押しをした長財布です。
コードバンの光沢感と、型押しレザーが持つ傷のつきにくさを併せ持つ傑作。
KUBERAの財布づくりにかける探求心が生んだ名モデルが人気No2です。
価格：30,800円（税込） KUBERA公式ページはこちら
キャッシュレスが進んだ今、よりコンパクトな三つ折り財布の人気が上昇しています。
型押ししたアニリン染めコードバンを使用したこのモデルは、コンパクトで薄いですが、収納力は申し分なし。
裏面はポケットになっており、よく取り出すICカードやクレジットカードを入れられるので利便性◎です。
価格：18,700円（税込） 価格：8,800円（税込） 半額Sale中！9000円OFF
三つ折り財布よりもさらにコンパクトな、カードウォレットです。
ごくわずかな小銭とお札、よく使うカード類のみを入れて身軽に外出したいミニマリスト向け。
型押しコードバンのタフさは、日常でよく使うカードウォレットとの相性◎です。
荷物を増やしたくないけど、持ち歩くものにはこだわりたい。そんな人に特におすすめです。
価格：60,600円（税込） KUBERA公式ページはこちら
「レーデルオガワ」の型押しコードバンを使用したオーガナイザー。
パスポートやチケットなどを収納できるポケット、ペンホルダーなど旅のシーンでの使い易さを重視したデザインです。
2か所の札入れは自国のお金、現地通貨などを分けて収納することも、レシートなどの整理にも活用できます。
旅で使うものにはタフさも求められるからこそ、型押しコードバンの利点が光ります。
「旅の傍らに置く金庫のような存在」というKUBERAの理念を体現した一品です。
『KUBERA』 実店舗はどこにある？
KUBERAを一番で手軽に買えるのは、公式のオンラインストアです。
しかし、ネットで買うと「イメージと違った」というのはありがちですよね。
できるなら、実物を確認して購入したいところ。
KUBERAの実店舗はどこにあるのでしょう？
北海道・東北地方
北海道
北海道内だと、札幌に店舗があります。
大丸札幌店：札幌市中央区北5条西4-7 6Fレザーグッズ
※東北地方には店舗はありませんでした。
関東地方
東京都
東京都内には３つの店舗があります。
西武池袋本店：東京都豊島区南池袋1-28-1 5F紳士雑貨
西武渋谷店：東京都渋谷区宇田川町21-1 B館5F紳士雑貨
銀座タニザワ：東京都中央区銀座1-7-6
中部地方
愛知県
愛知県内だと名古屋に店舗があります。
JR名古屋タカシマヤ：名古屋市中村区名駅1-1-4号 8F紳士雑貨
近畿地方
大阪府
大阪府内の店舗は梅田にあります。
大丸梅田店：大阪市北区梅田3-1-1 8F紳士鞄
※中国・四国・九州地方に店舗はありませんでした。
その他、期間限定のポップアップストアを各地で開催しています。
お近くに店舗がない場合は、公式のニュースをこまめに確認してみましょう。
